耐雪強化のシングルアーム!185系OM03編成
11月7日、全車普通車6両編成を組み波動用として使用される185系OM03編成による団体臨時列車が運転されました。
このOM03編成のモハ185-211および212では、パンタグラフが従来の菱型パンタからシングルアームパンタに交換されています。
今後、他の編成にも波及していくのか注目です。
シングルアームパンタは菱型パンタに比べて骨が少ない為、降雪時に骨に積もった雪の重みでパンタが架線から離線してしまう可能性を低減する効果があります。
波動転用となった為、今後は冬季臨時列車等で豪雪地帯へ行く可能性を考えると有用な交換と思われます。
実際、現状で発表されている限りだと今年度の冬、185系は快速『シーハイル上越』として上越線の石打までの運転が計画されています。
185系は今までもシュプール号等での豪雪地帯への運転実績はありますが、今回のパンタ交換は時代とともに進歩した技術を取り入れる事により、より安全と認められる道を取って車両の活躍の幅を広げ、ひいては車両の寿命を延ばしているという事であり、素直に喜ばしく思います。
本格的に第二の人生を歩み始めた185系の動向を今後も見守っていきます。
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