2009年03月24日
駿豆線譲渡車両の面影を探す旅③~西武多摩湖線~
前回はこちら
西武多摩川線の散策を終えた私は、続いて西武多摩湖線に乗る為、武蔵境からJR中央線で国分寺まで移動しました。

JR中央線に乗って国分寺で降りると西武の電車が中央線ホームと並んだホームに停まっているのが見える事がありますが、それは西武国分寺線の電車で、西武多摩湖線は他のホームとは離れた場所にある1面1線の小ぢんまりとしたホームの7番線からひっそり発着していました。
私はこれを今回の探訪まで知らず、中央線と並んだホームから国分寺線も多摩湖線も出ているものと思っていたので驚きました。

駅の横からは西武バスが発着しています。伊豆箱根バスや近江鉄道バスなどグループ会社の路線バスはライオンズカラーなのに対し、何故か本家である西武のバスは独特の色を纏っているのがなんとなく不思議です。
暫くホームで佇んでいると踏切が鳴り、新101系の4両編成がゆっくりと入線してきました。
西武多摩湖線は国分寺から西武遊園地までの9.2kmを結ぶ路線で、7つの駅と2ヶ所の信号所が存在します。
運転形態は途中の萩山駅でほぼ分断されており、国分寺~萩山を往復するワンマン列車と、西武拝島線の小平から萩山を経て西武遊園地までを結ぶ普通列車が主体となっています。
今回の目的である新101系は国分寺~萩山のワンマン列車に使用されている為、今回の探訪では萩山まで乗車し、萩山からは西武拝島線で拝島まで抜ける事にしました。

新101系は多摩川線で活躍中の旧101系のマイナーチェンジ車で、前面が高運転台構造となりデザインにブラックフェイスが採用され、近代的な表情に一新されたのが最大の特徴です。
この新101系も旧101系同様、新型車両の登場による置き換えが進んでおり、中小私鉄への譲渡も行われています。
平成20年11月には伊豆箱根鉄道に3両編成1本が譲渡され、駿豆線1300系として活躍しています。
さて、この新101系の萩山行きに乗って多摩湖線の旅が始まります。
西武多摩川線の散策を終えた私は、続いて西武多摩湖線に乗る為、武蔵境からJR中央線で国分寺まで移動しました。
JR中央線に乗って国分寺で降りると西武の電車が中央線ホームと並んだホームに停まっているのが見える事がありますが、それは西武国分寺線の電車で、西武多摩湖線は他のホームとは離れた場所にある1面1線の小ぢんまりとしたホームの7番線からひっそり発着していました。
私はこれを今回の探訪まで知らず、中央線と並んだホームから国分寺線も多摩湖線も出ているものと思っていたので驚きました。
駅の横からは西武バスが発着しています。伊豆箱根バスや近江鉄道バスなどグループ会社の路線バスはライオンズカラーなのに対し、何故か本家である西武のバスは独特の色を纏っているのがなんとなく不思議です。
西武多摩湖線は国分寺から西武遊園地までの9.2kmを結ぶ路線で、7つの駅と2ヶ所の信号所が存在します。
運転形態は途中の萩山駅でほぼ分断されており、国分寺~萩山を往復するワンマン列車と、西武拝島線の小平から萩山を経て西武遊園地までを結ぶ普通列車が主体となっています。
今回の目的である新101系は国分寺~萩山のワンマン列車に使用されている為、今回の探訪では萩山まで乗車し、萩山からは西武拝島線で拝島まで抜ける事にしました。
新101系は多摩川線で活躍中の旧101系のマイナーチェンジ車で、前面が高運転台構造となりデザインにブラックフェイスが採用され、近代的な表情に一新されたのが最大の特徴です。
平成20年11月には伊豆箱根鉄道に3両編成1本が譲渡され、駿豆線1300系として活躍しています。
さて、この新101系の萩山行きに乗って多摩湖線の旅が始まります。
国分寺の次の一橋学園駅に着いたところで、「国分寺行きの待ち合わせをいたします」との運転士さんのアナウンスが流れたのでいったん下車し、構内踏切の近くから国分寺行きを撮ってからまた萩山行きに乗ろうと思っていたところ、
「萩山行き発車しまーす」
との駅構内アナウンスが流れました。
…って対向列車来てないよ( ゚д゚)?

私がぽかーんとしているうちに萩山行きのドアが閉まり、萩山行きの電車は私を置いて行ってしまいました。
「国分寺行きの待ち合わせはいたしません」を聞き間違えたのかな…
次の萩山行きを待つ間に国分寺行きの電車が到着。
時刻表を見ると、どうやらこの電車が国分寺で折り返し、萩山行きになって戻ってくるのを待つ形になるようです。
まあ急ぐ旅じゃないので良しとしましょう。
ところでこの新101系、よく見たらシングルアームパンタで前面の種別表示は埋められていますね。
どうやら多摩湖線の車両は後年の更新工事で仕様が変えられているようで、菱形パンタで前面の種別表示もある伊豆箱根鉄道1300系の種車とは微妙な差異があります。

閑話休題。ようやく来た萩山行きに乗り、そのまま萩山まで乗り通しました。
多摩湖線に関しては新101系に乗る事だけを目的としていたので、沿線散策は行いませんでした。

萩山からは西武拝島線に乗って拝島に向かいます。
幸いにもここで伊豆箱根鉄道1300系の仕様に近い新101系がやって来ました。菱形パンタで種別表示もあります。
多摩川線にしか残っていない旧101系とは違い、新101系は置き換えられながらもまだまだ西武線の広い範囲で活躍しています。


新101系に揺られて拝島に到着。
西武拝島線は単線と複線が混在し、急カーブを抜けたと思ったら100km/hで走行するなど、本線的でもあり支線的でもある、独特の雰囲気漂う路線でした。


左が西武新101系の運転台、右が伊豆箱根鉄道1300系の運転台です。
ほとんど同じですが、伊豆箱根鉄道入線に際し多少の改造が行われているのが分かります。
全3記事に亘ってお送り致しました『駿豆線譲渡車両の面影を探す旅』はこれで終了となります。
ご覧頂きましてありがとうございましたm(_ _)m
後日オマケを公開予定です。
「萩山行き発車しまーす」
との駅構内アナウンスが流れました。
…って対向列車来てないよ( ゚д゚)?
私がぽかーんとしているうちに萩山行きのドアが閉まり、萩山行きの電車は私を置いて行ってしまいました。
「国分寺行きの待ち合わせはいたしません」を聞き間違えたのかな…
時刻表を見ると、どうやらこの電車が国分寺で折り返し、萩山行きになって戻ってくるのを待つ形になるようです。
まあ急ぐ旅じゃないので良しとしましょう。
ところでこの新101系、よく見たらシングルアームパンタで前面の種別表示は埋められていますね。
どうやら多摩湖線の車両は後年の更新工事で仕様が変えられているようで、菱形パンタで前面の種別表示もある伊豆箱根鉄道1300系の種車とは微妙な差異があります。
閑話休題。ようやく来た萩山行きに乗り、そのまま萩山まで乗り通しました。
多摩湖線に関しては新101系に乗る事だけを目的としていたので、沿線散策は行いませんでした。
萩山からは西武拝島線に乗って拝島に向かいます。
幸いにもここで伊豆箱根鉄道1300系の仕様に近い新101系がやって来ました。菱形パンタで種別表示もあります。
多摩川線にしか残っていない旧101系とは違い、新101系は置き換えられながらもまだまだ西武線の広い範囲で活躍しています。
新101系に揺られて拝島に到着。
西武拝島線は単線と複線が混在し、急カーブを抜けたと思ったら100km/hで走行するなど、本線的でもあり支線的でもある、独特の雰囲気漂う路線でした。

左が西武新101系の運転台、右が伊豆箱根鉄道1300系の運転台です。
ほとんど同じですが、伊豆箱根鉄道入線に際し多少の改造が行われているのが分かります。
全3記事に亘ってお送り致しました『駿豆線譲渡車両の面影を探す旅』はこれで終了となります。
ご覧頂きましてありがとうございましたm(_ _)m
後日オマケを公開予定です。
この記事へのトラックバック
3月に訪ねた西武多摩湖線で新101系リバイバルカラーが運転を開始したという事で、5月3日に撮影に行ってきました。東京から中央線に乗って国分寺に向かい、多摩湖線ホームに到着するとい...
多摩湖線再訪@西武新101系リバイバルカラー撮影【いずはこにょ鉄道別館『ゆしまえん』】at 2009年05月10日 00:53
この記事へのコメント
ぶろぐとても楽しかったです^^おじゃましましたぁ☆
Posted by マイケル at 2010年06月15日 13:01