2013年03月30日
大雄山線甲種輸送~小田原駅での入換作業を見る~
去る1月11日、検査のために駿豆線大場工場へと甲種輸送されていった5000系5501Fが3月29日にピカピカになって大雄山線に戻ってきました。
今回は出勤途中の限られた時間ではありましたが、小田原駅での入換作業を眺める事が出来ました。
小田原駅の配線の都合上、三島駅を出発した甲種輸送列車は一旦小田原駅貨物上り本線を通過、平塚駅の近くにある相模貨物駅まで上り、そこから折り返し下って小田原の貨物下り本線に到着します。
甲種輸送列車の到着に合わせ、小田原2番線に停車していたコデ165は一旦大雄山方の本線上へと移動します。
コデ165が大雄山方の本線上に移動すると、係員が手動で東海道貨物下り本線と大雄山線とを結ぶ亘り線の転轍機を操作し、貨物線上の機関車の後押しによって5000系が貨物線から大雄山線へと足を踏み入れます。
5000系の先頭が大雄山線の線路上に入った所で停車し、大雄山方で待機していたコデ165がゆっくりと連結されます。
昭和ヒトケタ生まれの無骨な黄色い車体に青い稲妻が走るコデ165は、現在の伊豆箱根には適当な代替車も無い事から今しばらくは安泰かと思われます。
赤電一派最後の残党の末永い活躍を祈ります。